風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「SABU さぶ」

SABU さぶ」
この映画のタイトル見てホモの映画かと思いきや
山本周五郎、原作の友情時代劇なんですね。
感想はキャッチコピー的に言えば
子供時代の記憶から始まる純粋な友情。
子供は純粋であるがゆえ、多くの人を傷つける。
しかし純粋ゆえ、心底分かり合えるのかな。
金は借りたら返すけど気持ちもそうなんですね。
気持ちには気持ちを返す。
その気持ちには利息付で、でも気持ちは減る事はないんですよ。
減る事のない気持ちは、増え続け豊かな社会になるのでしょう。
脇の役者や演技は粒ぞろいなのですが
上に書いたコンセプトを具体化する時点での失敗は隠せないですね。
もっと流れる様に周りの心の葛藤を描ければ
もっといい映画になったのでしょうね。
俺にやらせてって感じです。

66点