瀬戸内寂聴の秘書として8年
寂聴先生への感謝の想いを綴るエッセイ。
偶々目にして手に取った本でしたが
何となく寂聴と秘書の漫才のような関係が目に浮かぶ
怒ったり悲しんだり不安になったりとー。
そんな中で人と人は仕事を超えて関係し強固な絆となるのだろう。
絆を築くには時間と心からの深い興味と感心がないと築くことは出来ないのではないだろうか?
この本は寂聴への愛の篭ったラブレターであり
心から愛することの出来る人物に出会えた幸せが綴られたものでした
人が人によってどう輝くかってことがよく分かるな。
時に人生とは何か?って思うことがありますが
何気ない事のひとつひとつを誠実に向き合うこと
どんな遠回りしたと思ってもそんな事も無駄はないではない。
真摯に誰かに向き合うことで自分に向き合うことになるのだろう。
秘書から先生への温かいラブレター。