風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『愛しのアイリーン』

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田舎で自堕落な暮らしのダメ男。
フィリピンで嫁探しツアーで自棄になって相手を決めてしまい・・。

コメディかと思って観た映画でしたが
エグイ展開に深夜に度肝を抜かれ・・唖然。

何がエグイのかと言うと
金銭、高齢化、外国人妻、嫁と姑関係、後継者問題、性に偏見や数々の社会問題が入り組んでて
重く恐ろしいぐらいの単純に解決出来そうもない問題に右往左往する様と
人間関係の厳しさに息が詰まる思い。

人生って坂道下ると加速して急落
そのまま落ちる所まで行くものなんですね。

金で解決出来ない感情の問題に夫婦や親子の感情が入り込むと
相反する感情と好意の中で主人公は木を刻むしかなかったのかな・・。

目を背けずに時に血が流れるほどの愛を考えると大切なものが見えてくるかも。