風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『心と体と』

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生き難い日常を過ごす男(エンドレ)と女(マーリア)が同じ夢を見ていて
その世界で鹿として交流していたことがわかり急接近するが・・・。
2017年ベルリン映画祭で最高賞の金熊賞を受賞。

上手く想ってることが伝えられず
それが原因となり何事も孤立化する日々。

どの国でも人間社会の暮らしって難いものですね。
職場である食肉処理場でのグロイ加工工程で流れる血もそうですが
ぐっと胸に迫る映像の強さと鮮烈さと閉塞感で窒息しそうなぐらい。

その中でお互いが夢を見る詩的なシーンは
心の解放と認証欲求を求めるお互いの心の引力は
言葉を超えるものかも知れないな。

そんな日常生活を楽しみ生きるってことは危ういもので
一瞬何かが異なれば違う結果と成りうる薄氷のように儚いもの

人は人を求めるって切ないものですね。


【公式HP】
https://www.senlis.co.jp/kokoroto-karadato/