風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『藁の楯 わらのたて』

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少女暴行殺人事件の犯人・清丸が出所するがまたも少女を殺す。
少女の祖父である財界の大物・蜷川は“犯人を殺した者に10億円を支払う"と公言する
自首し逮捕されるも懸賞金目当ての連中に襲われる中、護送することに・・。

何度も犯罪を悪びれることなく繰り返すクズ人間
職務とは言え守るSPと襲う連中との攻防は
SPと言えども心の葛藤はあるでしょうね。

実際、ニュースで報道される外道人間に厳罰を与えたいと感じますし
人への最大の人権侵害である死を故意に行った犯罪者を生かす意味って何だろうか?

死刑制度の是非について考えると
更生よりも社会からの排除を求める気持の方が自分は強い。

躊躇いながらも感情に任せないで正義を貫く姿は
ある意味で勧善懲悪なのだろうが
行き過ぎた正義は害にしかならない気がします。

人の営みの中で線引きをどこに置くのかによって
社会の将来が見え隠れするものですね。