風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『夜汐』 東山 彰良

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蓮八は八穂を救うため、やくざの賭場から大金をせしめた。
殺し屋・夜汐に追われ。新選組の一員となり、身を隠す蓮八
蓮八は、組から脱走し新選組からも追われることに・・。

命の運びことを運命と言うならば
流転の運命は神秘的であるし
必死に生きた証がそこにあるものなんだろうな。

物語の場面展開で”ん!?どっち?”って読んでて想像する構成にも嵌りました。

それぞれの運命が交錯する時
どう転ぶのか神の領域なのでしょうが
登場人物のその後を考えると不思議なものですね。

それを受け入れ清々しく生きる様が爽快気分。

そう考えると自分もいずれかの未来に繋がる
何があっても痛快でありたい
時を超え未来を想う。