風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『空母いぶき』

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かわぐちかいじ原作のコミック「空母いぶき」を実写映画化
架空の国が領土の一部を占拠し
海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。
海上自衛隊護衛艦群を派遣するが……。

リアルな武器の設定や離島の領土を巡る駆け引きにより
現実として平和を守る為の自衛隊の存在
政府や報道、国民のそれぞれの考え方。

国民の命を守る為の手法が違うことにより鮮明に違うもので
同じ自衛隊内でも意見は対立する。

日本の平和の危うさを表した感じは
この映画の映画化にあたって
架空の国にする事自体が弱腰なんですよね。

命を守ることにも顔色窺うこの苛立ち
何なんでしょう。

それにしても現場でそれぞれの持ち場で
精一杯戦う彼らのいい顔は忘れられないものです。

凛とした生き方がいい顔を作るのでしょう。

ならば日本国はいい顔してるのだろうか?