風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『さらば冬のかもめ』

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40ドルを窃盗未遂で8年の実刑が決まった新米水兵。
ベテラン下士官二人が護送する5日間に…。
第27回 カンヌ国際映画祭(1974年)
男優賞ジャック・ニコルソン

何とも要領の悪い新米水兵
スレたベテラン水兵との間に任務とは違う感情が生まれ
砕けた調子で話しかけるバダスキー


護送猶予をで酒盛りや仏教道場の見物に風俗まで・・
友情に近い感覚になりますが空しいラストへ

届けた先の管理官の態度やルールに窮境。

当時の空気、時代と言いますか
調べると「イージーライダー」と同じ時代なんですね。
まさにアメリカン・ニューシネマと言われる作品

混迷の時代を象徴したような行き詰まり
遣る瀬無さに空気感が重く広がる

哀愁のあるラスト
その後ってどんな人生を歩むのかって思ってたら
2018年に30年後の続編が制作されたそうです。

いろんなことがあっただろうな・・。
皆、どんな時代であっても伴って生きてるんですよね。