J・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」に感銘を受けた青年が
小説を演劇作品として脚色し
サリンジャーの許可を得る為にサリンジャー会う旅に出て・・。
青春って言葉に含まれる意味を実感するような物語。
サリジャーのライ麦畑と共振する心
面痒いさに心を掴まれる繊細な部分って、世界共通なんですねぇ
自分も太宰の「人間失格」とサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」は
人生に衝撃を受けた二作だな。
親や兄の戦死、教師、彼女、同級生との人間関係に悩み
向き合う姿と心の葛藤は人生にとって
今後を生きるのに最も大きな力となる。
苦しい青春の時。
最中だと苦しむ痛みも過ぎてみれば
それが青春だったのかな
ほろ苦く愛おしい物語。