あらゆる媒体でメディアの情報が飛び交い混沌とした情報化時代。
見抜く力こそ人生を左右する
元外務省大臣官房総務課課長補佐を歴任した
佐藤優の著者の情報に振り回されない極意とはー。
なかなかのインパクトもですが
内容も分かりやすいノウハウがあります。
ザックリと目次を紹介すると
【目次】
極意1 攻撃的な人の本音を見抜く
・「言い返す」「感情的になる」はNG
・厄介な嫉妬から身を守る方法
・相手の本音が見抜けない3つの理由
極意2 相手の情報が正しいか見抜く
・この質問で他人の嘘は見抜ける
・細部の綻びを見逃してはならない
・正しい情報は「人」が持っている
・ニコニコしながら近づいてくる「焼き畑型」人間
極意3 表情・服装・持ち物・口癖で人物を見分ける
・本心は目に表れる
極意4 常識に騙されない
・政府首脳ですら騙される
・不可解なメッセージはこうしてできあがった
・権威に対する信頼が目を曇らせる
・深層心理を操作する「錬金術師」
極意5 自分に騙されない
・合理的に判断したのに、大失敗する理由
・限られた情報の中で正しい選択をするには
・客観的でも公平でもないAIの判断に従ってしまう
極意6 数字に騙されない
・「日本人の読解力が急落した」は本当か
極意7 騙されていい場合もある
・「もったいない」根性が意欲に繋がる
国家間や外務省内であっても、基本人と人は変わらないもので
目次のような内容で実践的に役に立つ対応法を
身近にある事象で対応の仕方を日常に考えるいい機会になりました。
人の心理は普遍的であり
数字の表された背景を考え思い込みの防止
人そのものを分析する力
落ち着いて何かを処理することは自分を助けるツールとなるのは必定。
見抜く力は人生の必修科目。