厳しい現実にもめげず現実を乗り越え
展開が展開を生む後の人生
「逆ソクラテス」「スロウではない」
「アンスポーツマンライク」「非オプティマス」「逆ワシントン」短編全5編。
思い込みを変える為にクラスメイトと共に突き進む「逆ソクラテス」だったり
運動音痴の少年が見るこれまたイメージと違う世界と出会い
あと一歩で負けてしまう試合のその後だったり
その時点では気が付かないで分岐点となるシーン
考えたらそんな連続が人生を前に進ませるものですね
この短編も人生のように
別の短編の時系列で繋がってるとか
流石の伊坂幸太郎の伏線を楽しみながら読む時間の幸福
ほっとするような出来事を思い出す時
幸福を感じたり勇気を貰ったりしながら
生きてるもので、この物語がまさにそう言う感じかな
そう考えると多くの出来事も何かの伏線なのかもー。