風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『30年後の同窓会』

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男達の30年ぶりの再会と再生の旅路。

前作の「さらば冬のかもめ
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2021/02/04/051129

アメリカンニューシネマと言われた作品で
若者やアメリカ社会の生き詰まりと挫折の空気から
当時生まれた映画だと思ってるんですが
切なきラストからの30年を想うと感慨深いなぁ

物語も時を経て
除隊しバーを営むサル。過去を悔い牧師となったミューラー
ドクが突然現れるものの人生の難しい逆風の中

それぞれが旅の中で全く違う人生を歩むも
同じ釜の飯じゃないですが
同時期のバカやってた友人ってものは
意見は違えども本質の部分で
お互いを理解してるものじゃないかな

それぞれ違う道に進んだ後にあっても
人への理解は人を見事に再生させる力がある。