風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『半沢直樹 アルルカンと道化師』 池井戸潤

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東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹時代のお話
大手IT企業ジャッカルが、美術系出版社・仙波工藝社を買収を画策
やがて背後に潜む秘密に気付く・・。

金の動く融資課
野心や野望の最たる戦場の中で
本件の買収融資の謎と嘗ての半沢

亡くなった人の真心や想いってものが
時間を経過してどう報われるて行くのかって所ですが

危うく儚くも消えゆく中で
時を超え想いが伝わって欲しいと祈りながらページを捲る。

ここで半沢自身にも危機が迫りながらも
謎を解き、掛け違ったボタンを外し
整然とボタンを掛け直すような展開に胸を撫で下ろす。

それぞれの想いを遂げるってのはカタルシスあるなー