風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『猫に学ぶ いかに良く生きるか』 ジョン・グレイ (著), 鈴木晶 (翻訳)

哲学者や小説家が人間と猫がどう接してきたのか?
そこで何を思ったのか?
政治哲学者ジョン・グレイによる猫と人間の関係を探究する。 
 
自由きままな猫と究極の理解を必要とする哲学って
対極な感じもしますけども
 
そんな猫から学ぶ生き方って何か
 
本文にもありましたが
来ても居ない未来を憂う
ありもしない恐怖に駆られる人間は
哲学や宗教によって安寧を手に入れようとしたものの
今も尚、人は模索中って所ですかね。
 
しかし本能のままに生きるねこはどうなのか?
そんな来ても居ない妄想で苦しむことはない 
 
学ぶとするならば”今を生きる”ってことじゃないかな。
 
その自由さに人は魅了されるのかも