風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『燃えよ剣』

幕末、幕府の権力を回復させようとする佐幕派と討幕派の対立が深まる。
徳川幕府の意向で新選組を結成し、新選組副長・土方歳三は討幕派の制圧のため京都の治安を守ろうと奮闘す。
大政奉還の後も激闘の土方歳三は・・。
第45回 日本アカデミー賞(2022年):最優秀美術賞    原田哲男 
 
火花散る刀や家屋の映像の美しい映像も必見ですが
燃えるような熱い土方歳三や若き志士達の生き様は胸を打つ。
幕府が崩壊し、仲間が死に状況が劣勢になろうとも怯まない男
 
象徴的で好きな台詞がありました。
「"どうなる"とは婦女子のいうことだ。"どうする"ということ以外に思案はないぞ」
シビレルようなカッコ良き歳三を岡田准一は見事に演じる。
 
名を馳せた豪傑や将軍までも逃げ出す状況で
理想を貫きくことが出来るのか? 
 
世を嘆くばかりじゃなく、どう生きたいのか? 
時代を超えて自分に問われてる。