風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『スモールワールズ』 一穂ミチ

ままならない人生を生きて行く日常。
7つの短編小説集。
吉川英治文学新人賞受賞
 
短編の短い中で丁寧に人の心情を描く
人生と同じで短い長いで語られるものではない
 
願い通りにならない、儘ならない日々ですが
自分の中では何となく無理やりにでも帳尻を合わせる中で
 
この物語は刺さるなぁ
 
スモールワールドでありながらも
その人のとっては全てである日々
 
俯瞰し、スモールワールドとして生きることは
ひとつの生きる力となるかも。