風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『バリ山行』 松永K三蔵

会社の付き合いを極力避けてきた波多だったが
誘われるまま社内登山グループに参加
職場で孤立しているベテラン社員:妻鹿があえて登山路を外れて上る「バリ山行」を知り・・。
第171回芥川賞受賞作
 
マウンテンバイクで山走ることもあるので
何だかバリ山行の気持ち分かるなぁ・・
 
道を見失って肝を冷やす感じとか
人生も同様に恐れ、迷い、恐怖が心を支配する事もある
 
なぜ、恐怖と苦悩を味わったのに
また妻鹿さんのように登るのか?
 
妻鹿さんはどう生活の危機を乗り切ったのか?
 
それぞれの悩みや恐怖を抱えながらも
挑みたくなるのが人生なのかも知れないですね。
 
痛みを知ることは、生きている証なのかな。