人生の終の棲家に向かうマダムを乗せたタクシー運転手
彼女の人生を巡りながら共にパリの歴史や場所を訪れる事に・・。
家庭の問題でイライラの募る運転手シャルルは悲壮感漂うも
彼の心を動かしたのは92歳の女性の人生を巡る語り。
意外で壮絶な過去を
必死で生き抜いた彼女の人生の姿は
タクシードライバーの人生を大きく動かしていく。
美しい風景に刻まれた過酷な歴史は彼女の人生と重なる。
人生ってまさにそう言うものかも知れないな。
人生で大切にしたい事とは何なのか?
当たり前と思ってた日々はそうではない。
日々は奇跡の繋がりなのかも知れない。
前を向きたくなる素敵な作品。