風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『黄色い家』 川上未映子

花は「黄色い家」で黄美子と蘭と桃子と身を寄せ暮す。
彼女たちは、必死に働きながら、生活費を稼ごうとするも危険な世界に・・。
それから時が経ちニュースで「黄美子」が逮捕されたことを知る。
 
どうしてか社会と折り合いのつかない人。
それは環境なのか?性格なのか?宿命なのか?なんだろうか。
 
転落なのか、それとも幸運への道なのか
共に生きる人への亀裂と信頼
相互依存の世界
 
あらゆる矛盾を正当化する思考
 
闇の呪縛によって歪むメンタル
相手に捉われる心。
 
全てを抱えて生きる素晴らしき人生。