長野県の豊かな自然の中で暮らす父と娘。
そこに東京の会社がグランピング施設の建設計画発表し
村人たちは説明会で計画への疑問や不安を訴えて
事態は予期せぬ方向へ向かっていく・・。
第80回 ベネチア国際映画祭(2023年)
銀獅子賞(審査員グランプリ):濱口竜介
豊かな自然の映像に神が存在するかのような神聖な雰囲気
確かにここに都会の喧騒は神が許さないのではって思えるほど
そしてラストへ向かい
解釈は多くあると思いますが
自然は公平にあるべき場所に返る。
人の考えなど、自然の力には如何に無力であるか
生命の循環にある生死
自然の摂理であることが見事に描かれている秀作