風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ルックバック』

藤野は、学年新聞で4コマ漫画を連載し、自分の漫画に自信を持っていた。
しかし才能を圧倒する、同級生・京本の絵と出会い刺激され
共同でそれぞれの得意な事を活かして漫画家として活躍するも・・。
 

グッと来た。面白い!
何も背景も原作も知らない自分がこんなに感動するとは・・

 

思い出すとー。 
藤野の焦りとそんなライバルに認められた喜びの爆発するシーンは
いいなって思えるものですし
あれをあの帰り道で表現するシーンの素敵さ。
 
京本の自分の本当に遣りたかったこととの葛藤
二人の努力、友情、想いのズレも胸に来ましたし
 
あの忌々しい事件と被る遣る瀬無さ
いろんな後悔が胸を過るし
自分自身も多くの後悔があったことと重ね合わせて切なくなる。
 
美しいカットと映像
台詞ではなく絵で見せる想い
字幕の背景の絵
 
まさに「look back」。
自分の人生も振り返り心を揺り動かす感動作