風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『君が手にするはずだった黄金について』 小川哲

同級生の承認欲求が巻き起こす事件や
友人の為に青山の占い師と対峙し
偽りのロレックス・デイトナを巻く漫画家の意図とは・・。
自身の話なのか?怪しげな人物たちを描く連作短篇。
 
日常に潜む虚栄心から来る偽りの世界。
手にしたはずの輝かしい黄金はどこへ?
 
転落する人生って
人の道が目が眩んで見えなくなってしまったのだろうな
 
誰しも考えるもし
万が一黄金を手にしても
自分を豊かにしてくれたのか疑問だな

想像が広がるもしの世界とありがちな罠
人生は黄金探しの大冒険ですね。