朝の雨も上がり、空は急速に回復していく。
隣町の坂を上り、振り返ると――海。
少し湿った風が頬をかすめた。

道端では、ねこちゃんの家族がのんびりと寛ぎ中。
そんな穏やかな時間に、思わず足を止める。

再びペダルを踏み、しばし走って港へ。
ふと足元を見ると、水たまりにも雲が映っていた。

市内を見下ろせる丘の上にたどり着くと、

ドックには大きなタンカーが停泊している。
尾根沿いの道を進むと、厚い雲の向こうに光が見えた。

厚い雲が空を覆っていても、
その向こうには、いつだって太陽がある。
暗い雲の合間から、いく筋もの光が海へ降り注ぐ。
天使の階段のようなその光に、しばし見とれてしまった。

人生も、きっと同じ。
どんなに曇っていても、いつか必ず、
雲の切れ間から光が差し込む瞬間が訪れる。
それを信じて、今日も前へ。
---メモ minivero----
走行距離 21.85km
積算距離 6392.58Km