
エンヤが2005年にリリースしたアルバム
『アマランタイン(Amarantine)』。
タイトルの「アマランタイン」は、ギリシャ語をもとにした造語で
「永遠に色あせない花」を意味するという。
21年という時間を経た今聴いても、まったく古さを感じさせない。
むしろ、時間という概念から自由で、静かに呼吸を続けている音楽。
耳を澄ませていると、心の中に溜まった澱がすっと洗い流され、
自然と気持ちが整っていく。その感覚は、唯一無二ですね。
エンヤの音楽はしばしば
「ヒーリング・ミュージック」と括られるけれど、
それだけでは語り尽くせない。
言葉の意味を越えて、感情の奥深くに触れてくる。
何かを訴えかけるわけでもなく、
ただ、そこに在る音楽。
その存在に身を委ねているうちに、
いつの間にか静かに、自分自身へと戻っている。
忙しさに追われる日々の中で、
ふと心が乾いたときに、また手に取りたくなる。
『アマランタイン』は、
決して色褪せることのない、永遠の音楽。