
昔は共産主義への情熱に燃えていた人たちのその後を
リアルで風刺的に彼らの姿を描いた短篇集。
革命を夢見て破れた人々の血
その意味って何だろうか?
格差は広がるも豊かに生きる若者
理想って何だろうね。
「資本主義が悪い」「反資本主義が正しい」といった単純ではなく
それぞれの事情や人生は善悪では割り切れない世界なのだ
もっとも人生を左右するのは・・。
精神よりも損得であったり、
「結局、人間を動かすのは高尚な理論ではなく
腹の底にある空腹感や、隣人へのちょっとした情けなんだ」
そうなのかも知れない。
考えることをやめてしまう姿勢は未来を曖昧にする。