風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

雨上がりの公園へ

梅雨の真っ只中、朝からどんよりとした空。
雨は上がったものの、まだ雲は低く垂れ込め、山々は霧に包まれていました。
そんな少し静かな時間に、カメラを片手に散歩へ出かけました。
 
最初に目を引いたのは、雨粒をまとったアガパンサス。
 



淡い紫色の花びらに残る雫が、まるで宝石のように輝いています。
雨の日だからこそ見られる美しさがあります。
晴れの日には気づかない繊細な表情に、しばらく足を止めて見入ってしまいました。
アガパンサスは雨上がりの風景によく似合う花だと改めて感じます。
 
歩みを進めると、洋風の建物の屋根に風見鶏が見えました。
灰色の空を背景に立つその姿は、まるで旅人を見守る案内人のよう。
風の向きを知らせるだけでなく、どこか物語の世界へ誘ってくれるような雰囲気があります。


 
さらにアーチ状の通路をくぐると、そこには緑あふれる中庭。
 



外の曇り空とは対照的に、木々の鮮やかな緑が心を明るくしてくれます。
雨に洗われた葉は生き生きとしていて、深呼吸をしたくなるような空間でした。

そして散歩の終わりに出会ったのは、色とりどりの花々。
 



オレンジ、黄色、白、紫。

曇天の下でも力強く咲く花たちは、「天気が悪い日にも楽しみはあるよ」と語りかけてくれているようでした。
遠くの山はまだ雲の中でしたが、その幻想的な景色もまた雨上がりならではの贈り物です。
 
新しい発見や小さな感動に出会えるものです。
雨の日はつい家にこもりがちですが、雨上がりの公園には晴れの日とは違う魅力が隠れています。


そんなことを教えてくれた、静かで心地よい散歩時間でした。