風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『薬屋のひとりごと』第1期(第1話〜第24話)

後宮という閉ざされた世界を舞台に
毒見役の下級女官・猫猫(マオマオ)が持ち前の薬学知識と観察眼で次々と謎を解いていく
 
猫猫は「毒」と「薬」にしか興味がない。
このズレた価値観が物語全体のユーモアを生み出していて
シリアスな宮廷ドラマになりすぎないバランスを保っている。
無表情で毒草を眺めているときの猫猫が、いちばん生き生きしているように見えるのも面白い。
 
もう一人の主要人物である壬氏(じんし)との関係も最初は身分差もあり
単なる「上司と部下」的な距離感だったのが
事件を共に乗り越えるうちに少しずつ変化していく過程が丁寧に描かれてました。
キャラクター設定良かったなぁー
 
そして何たって謎解きのテンポの良さも大きな魅力。
毒殺未遂、呪いの噂、失踪事件など、後宮という限られた空間だからこそ成立する事件の数々
猫猫の薬学知識によって次々と論理的に解き明かされていく。
 
日常に潜む小さな違和感を積み重ねていくタイプの推理
猫猫がどう考え、どう動くかを見ているだけで楽しい。
 
24話を通して
第1期を通して観て感じたのは、「派手さはないが、じわじわと引き込まれる作品」。
猫猫というキャラクターの魅力、後宮という舞台設定の独自性
そして丁寧に積み上げられる人間関係
気付けば毎話続きが気になる作り。
 
第2期以降でどこまで話が進んでいくのか、続きが楽しみ。