風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「流転の海」

あーやれやれ今日も明日も仕事です。
世の中はクリスマスかよ・・・。
で、最近読んだ本のレビューでも書くか。

焼け野原で裸一貫やり直す主人公。
その生き様を描く
この小説には登場人物に共通するメッセージが存在する。
それは宿命とも言われる運命的なもの。
商売、人生には神がかりな
運命としか理解出来ないものが存在する。
運命は時に優しく微笑みが時に厳しく牙を剥く。
受け入れ乗り越えたものに
また微笑む。その繰り返し、
それは運命と諦めるのでは無い。
主体的に戦うもの、それが人生なんだと。
流転の海は語っていた。