風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「ジョゼと虎と魚たち」

ジョゼと虎と魚たち」について
この作品は以前に映画で何気なく見て
予想外に良かったのを覚えていた。
古本屋さんで偶然に原作の本を見つけて
衝動買いしたものです。

短編が収められていますが
この「ジョゼと虎と魚たち」はピカイチです。
映画とは違う結末となっていましたが
これもいいなぁと。
セリフで好きな所は原作そのままで
勝気なジョゼが「いかないで」とすがる部分と
「あんたのすることすべて好き」ってのはいいですね。
人との付き合いの最初。
始まりの次第に気になり、見返りを考えない付き合いに
純粋な始まりを思いおこします。