童話や絵本の様な話でした。
なぜそう感じたのかですが
リアリティを感じさせないラストにあるのかなぁ?
映画を見る時
ここに躓いたら面白くないですよね。
他に幾つかの印象的なシーンについてですが
やはり主人公が恋する少女が窓越に登場する場面の映像と音楽の美しさじゃないかなぁ?
その後の雨の中で伝えられない思いってシーンも切ないね。
切ないと言えば
下船し皆に見守る中で
船が陸地に着いて上陸ときに
主人公がタラップから海に向かって帽子を投げたけど
帽子が海に落ちますね。
あれって彼の人生のその後を暗示してるのでしょうかね?
あのシーンも切なかったなぁ。
印象的な言葉もありましたね。
「何かいい話を心の片隅にもっているかぎり
そして、それを語る相手がいる限り
人生まだまだ捨てたもんじゃない」
捨てたもんじゃない人生なのに
ラストが頷けないなぁ・・・。
生きてあの美しいピアノで世界を幸せにして貰いたいと思う。
<参考>
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレが
伝説のピアニストの半生を感動的に描いた人間ドラマ。