以前読んだ「ピアニッシモ」より数段心に残る作品だった。
シックな表紙を開くと
そのにもシックな物語が始まる。
生きる事とは何なのか?その先にあるもの死とは?
避ける事は出来ない生きるものの宿命。
主人公もその生涯で悩み考える。
その真摯な生き様に心打つものがありました。
普段の自分はある理想を追い求め
挑戦し続ける事、それを成す事に人生を費やす日々に疲れてるのかもしれませんね。
輝いた人生を送るヒントを教わった気がしました。
本には良かったけど余り2回目を読まないのが殆どですが
この本はまた読んでみたいもの
日々の暮らしで押し流された時、忘れてる直向さがある。
いい本だと思います。
<参考>
1999年 フランス語版「La Bouddha blanc」フェミナ賞外国文学賞受賞
古いフランス映画はこんなタッチが多いですね。
何となく分かる気がします。