風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「ヒトラーの戦場」柘植久慶

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不意に買ったこの本ですが
確かに一般的な歴史観ではヒトラー
頭のおかしな独裁者となってしまってるが事実はどうなのか?
違う視点で書かれた物は自分のバランス感覚を整えるには
必要な行為だと思う。一般的歴史観では
日本の南京大虐殺だって人数、その後の人口など
真実とは思えない事実がある。
そんな事からするとヒトラーに纏わる事も疑わしい。
確かに本文にある「戦後書かれたヒトラーに関する書籍や文献は
戦勝国からしか描いてなく
歪曲されたものばかりだ。
ヒトラーを狂人だったり、矮小な人物だったということにして
全てをまとめ様としているが実際どうなのだろう?
当時の優秀なドイツ国民六千万人は何故、彼に従ったのか。
政権奪取に至るプロセスもヒトラーは政権を通常選挙
獲得したということだし彼の能力が凄いのか?と言う事に
否定は出来ないし本文中でも戦前までの内政は世界の中でも
最も有能な指導者の1人だった。書かれている。
勝てば官軍なのは世界の歴史も証明してますが
全肯定も出来ませんけどメディアへのリテラシーとしてはいい本だと思いますね。
世の中、正義が勝つとは限らないですからね。
今のアメリカが正義の戦争してるとは思えないですよねぇ・・。