風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「デットエンドの思い出」 吉本ばなな

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切ない短編集ですが温かい気持ちにもなりました。
短い文章の合間にギッシリ詰まった思いは
身に染みました。
この温かな気持ちの原因とは何なんだろう?
人が出会い付き合うのは理由なんてあまりない?
いや、ある場合程、邪な思いがあるものですよね?
しかし別れるには理由があるんですよね。
そのハッキリした理由や原因を乗り越えるのが
より大きな幸せを築いたり感じたり出来る
大前提だったりするんですよね。
そうして、明日も生きて、恋もするし、涙も流す
その涙は大事な宝物に変わるのかなぁ?
そんな宝物が散りばめられた本でした。