風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「226」

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五社監督で1989年の凄い役者を揃えてました。
昭和維新を企てる青年将校によるクーデター未遂ですが
彼らの危惧した政治腐敗、不況に対する
政策を打破する気持ちは分かるけど
理想とは掛け離れた悲しい結末と
その後の歴史は何かこの事件を案じてるのかもしれないですね。
この何とも遣り切れなさは何処から来るのだろうか?
人の意志に反したシステムの構築は間違いを犯し淘汰される
それが正しいのか否かは分からないけど
その後、帝国陸軍も淘汰されましたよね。
ここに掲げた意志や理想の正義と現実の力学の差に
遣り切れなさを感じるのだろうか?
この作品にあった言葉
「国を憂う気持ちは同じだ」
今も日本や世界を覆う憂う気持ちは変わらない・・。
しかしテロにより世界が好転した歴史はない