風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「オカルト」 田口ランディ

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オカルトとは辞書によると・・
神秘的、超自然的な事とある
確かに神秘的な事は多く存在する
自分の存在すらリアルなんらかの
因縁と言うか神秘を感じずに生きては行けないぐらい
多くの偶然や大きな力に支配されてるのではと思う事もある
そんな事を35篇で書かれたこの本
最初は小説かと思って買ったので
後悔したものだが
それは間違いであったと今となっては思う。
この間違いに気が付いたのは
中でも「さようなら」ってのが良かったなぁ。
たった4ページ?の文章ですが
彼女の作品は短い中にそっと心に届くものを置いていく
エッセイの真骨頂と思うエッセンが詰まった
この文章が大好きです。
この「さようなら」読んで直ぐに何回も読んでしまいました。
最後にこの本にあった
オカルトは「信じるものではなく感じる事」
感じるっていい言葉じゃないかなぁ?
皆にも訪れる同じ24時間と言う1日に
謙虚な気持ちで耳を傾ける・・。
すると・・。
感じるませんか?オカルトを・・。