風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「あしたの、喜多善男」(7)

「誰かがよろこんでくれる、ということがなかったら、
 ほんとうにうれしいことなど、なにもない。」
これは糸井重里の言葉ですが・・。
妻にも親友にも裏切られて
喜多さんと通じ合う人は居ない・・
登場人物は皆、崖っぷち
後がない世界・・。
何を人生に求めてるのか?逆説的な話ですね。
少し薄ら寒い世界・・。
あの喜多さんの笑顔と
少し見え隠れする平太の良心が救いですね。