風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ラスト・フレンズ』(10)

人は絶望する時の心の中には何があるのだろうか?
きっと光の見えない、この先の未来にも希望が無い状態を指すのだろう。
それぞれの未来はどうなのか?
タケルは掴みかけた夢をふいにしてしまい
エリはオグリンとの未来はないと思うが清算できない日々
その相手オグリンも奥さんとの関係を清算できないで居る
瑠可は美知留に秘密を知られてしまい出て行かれるし
美知留の未来も険しい・・。
現実って・・だけど皆、現実と向き合って、それでも生きてるのだが
どこまでも自己中な宗佑は美知留との未来を悟りへ絶望したのだろうか?
やはりどんな理由があっても人を不幸にして一人逝く事は許されない
あのアキバの事件もそうだけど
どんな絶望があろうとも人を不幸にしていい理由にはならない
絶望を救うものは何なのか?
それが人の心ならば・・。
人の心って自分が開く以上に相手は開かないものですよね。
殻に篭っては何も分かり合うことは出来ない。
次がラストですが、それぞれの幸せを掴んで欲しいなぁ・・。