風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『世界の中心で、愛をさけぶ』 片山恭一

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本屋さんで目に止まったこの『世界の中心で、愛をさけぶ
映画は見てたもの今回原作を初めて手に取って読んでみた。
やはり素晴らしい物語、胸が苦しくなりましたよ
電車で涙が零れそうになったりして・・。
誰もが経験する普遍的な気持ち。
人を好きになりやがて愛する様になりそして別れ。
この別れも永遠に合う事の出来ない死と言うもの
やがてこの自分もこの世から去り
また愛する人達も去って行くものなんですよね。
そう考えると偶にはこの命の有限性について
考えるのも悪くはないんじゃないかなぁ?
よりリアルに生きる為に・・。
人が亡くなるって事は
この世界で起こる全ての事を比較しても
最大の悲しみであると思ってますが
それでも明日を生きる姿
そこには何があるのだろう?
いつも心に存在するアキへの思いは無くなる事はない
確かに今も存在するものだから
その存在が明日へと生きる糧へと為り得るのだろうか?
情報や欲望が渦巻く生活の中
シンプルに大事なものや大切な事を思うのもいいんじゃないかなぁ?