風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『バベル 』

イメージ 1

世界の悲しみに満ちた物語が交錯する。
波紋の様に一つの石が悲しみの波を作る
しかし、ラストの言葉「・・夜明け前の輝く光・・」
暗い闇があるが光えを感じたなぁ。
このラストをBADと捉えるかGOODと捉えるのか?
確かに救いようのない悲しみや悲劇
それから逃げる人々
受け入れる強さ
その後の希望。
出来事は違えども、まさに人生じゃないかな?
生きるってそうなんじゃないかな?
悲劇でも運命を受け入れると覚悟して
正面から立ち向かう
そこから希望が始まるんじゃないかな?
途中に出て来る安易の逃げにより不幸が拡大する。
それって日常、良くある事ですよね。
何だかドキッとするシーンでした。
結局、人の英知って想像力だと思うんですよね。
運命じゃない、その人の責任だと・・。
もう一つ分かり合う大切さってのも
悲劇になる前に気が付く想像力があれば・・。
映画っていいなぁ。
心揺さぶられました。