風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』 村上春樹

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美味い酒、特にシングルモルトウィスキーが飲みたい
そんな事を思いながらこの本を読んで考えてました。
アイラ島に存在する時間。
素敵な出会い。
短い文章だけど
ここに紹介されてるシングルモルトウィスキーのように
余計な物をそぎ落とし熟成されたものなんだよね。
非情にお洒落でいい時間を過ごした気分になります。
さすが春樹はすばらしい作家だと思う。
何だか贅沢でいい時間を共有した気がしました。
「・・でも例外的に、ほんのわずかな幸福な瞬間に
ぼくらのことばは本当にウィスキーになることがある。
そして僕らは、いつもそのような瞬間を夢見て生きているのだ。
もし僕らのことばがウィスキーであったなら、と。」
あぁ、美味いウィスキー飲もう!