2008-11-13 『木の上の草魚』 薄井ゆうじ 読書 #読書 これも以前に知り合いから頂いた本の一つ。 性転換って衝撃的なテーマだけど 静かに時間共に ぶつかりながらも 繋がり生きていく。 男か女なんて問題よりも 人がどう向き合い生きていくのかって事の方が大事で 幸せって状態なや背景で幸せに為る訳じゃないって 以前ブログに書いたけど 心の有様。 それを体得する為に彷徨い歩くのが 人生の目的の一つなのでしょうね。 この本のラストの言葉 「二人はまた歩き出した。亘は比呂美の穏やかな横顔を見た。 こんな穏やかな顔を見たのははじめてだった。」 ここに込められたもの それが人生の醍醐味なのかな。