風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『広島ヤクザ伝「悪魔のキューピー」大西政寛と「殺人鬼」山上光治の生涯 』本堂淳一郎

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仁義なき戦い」は有名な話だけど
その登場人物とも接点あるこの二人の人生
裏の歴史とでも言うのかなぁ?
呉の地名、広島の街の話が出て来て
闇市進駐軍、隠匿物資に賭博
そんな時代もあったんだなぁ
その時代を潜り抜けて来た人々
背景や生い立ち
その生き方には何か偶然でありながらも
必然的な運命と言う力に引き寄せられたとしか思えない事
仁義なき戦い」の美能幸三(菅原文太)との出会いや
姑息な山村辰夫との駆け引き
議員となる引退した組長など
翻弄された男の話は単純に
殺人鬼や悪魔のキューピーと言われた彼らには
彼らなりの仁義がながれてる。
今の親が子を殺す事件や悲惨な物取り殺人なんかより
よっぽど筋道の通った生き方ですよね。
堅気には迷惑掛けないって所なんて
今の組織とは違うものなんだろうねぇ
掟も移り変わるものなんだろなぁ・・。