風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『サイクリング・ブルース』忌野清志郎

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自転車に乗ってない日が3日も続くと体調が悪くなるって言う
忌野清志郎が熱い思いで書いた自転車の本。
読んでると知らなかったけど
ステージにも自転車ディスプレーしたり
自転車ウェアがステージ衣装だったり
ライブも飯も打ち合わせも遊びにも自転車で行ってたそうなんですね。
彼が語る思いは
共感する言葉の連続
例えば・・
「自転車に乗ると、風とか雨とか自然の距離が近くなって
自然への畏敬の念を感じる
人間も自然の一部なんだって思えて
・・・これからも乗ることをやめない
なぜなら、自分が生きていくために、なによりもいい感じだから・・」
そんな世界感が分かるなぁ・・。

本の冒頭に書かれた自記筆の詩
「自転車はブルースだ
クルマや観光バスではわからない。
走る道全てにブルースがあふれている
楽しくて、つらくて、かっこいい
憂うつで陽気で踊りだしてくなるようなリズム
子供には分からない本物の音楽
ブルースにはすべての可能性がふくまれてる
自転車はブルースだ
底抜けに明るく目的地まで運んでくれるぜ」
              忌野清志郎
清志郎節炸裂。
ブルースかぁ・・。
私にもブルースが聞えて来る気がした。
ブルース最高!