風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「日輪の遺産」 浅田次郎

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帝国陸軍マッカーサーから奪った時価二百兆円の
財宝が極秘裏に隠匿され
それは日本が敗戦から立ちあがるための資金となるはずだった。
財宝とそれに係わる人達の過去と現在の因縁って不思議ですよね。
同じ日本でも時勢と時代により金に関する価値が違う。
良しとする生き方も違う
それを読んで切なくもなるが
しかし共通した大切な宝とは
何かについて静かに語られる。
彼女達が守ろうとした日本とは何だろう?
今の日本は彼女達の守ろうとした日本なのだろうか?