風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』 黒井勇人

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映画になったそうですね。
先に原作読んじゃいました。
この話って2CHの掲示板のスレッドからの話で
電車男」もそうでしたが
これが結構嵌りました
面白かったなぁ・・
元引き篭もりの主人公がSEとして
ブラック会社=(「待遇が劣悪な会社」を揶揄するネットスラング
そこで知力、体力を尽くして働き
その中で出会い
悩みながら人としての成長の物語でした。
この世界はIT土方とも言われ
日々はデスマ=(デスマーチの略で通常の勤務時間では到底終わらないような仕事のこと)
と本文に解説がありました。
現代の「蟹工船」とも言われてるらしいですね
・・っても私も製品開発の仕事してますが
確かにありえない日程に無理な要求の連続。
最近は良くなったものの昨日の休出命令に悪待遇・・・
ブラック会社っちゃブラックだよなぁ・・
人の成長って何処で成長出来るのか?
きっと120%で走る時に知らず知らず壁を乗り越えるものなんでしょうね。
背景には自分の事ではない大切な何かがあり
背水の陣で生きてる時ほど
著しく成長するものなんでしょう。
そんな姿が生き生きとネットの掲示板を巻き込みながら
人との繋がりを得てまた1+1が4にも6にもなる所なんて
素直に俺もがんばろ・・って爽やかに前向きになる読書感でした。
映画化ってのも分かるなぁ。
自分なりのイメージ膨らませると映画見たら失望しそうだけどね・・
今もがんばってるかな?