風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『百万円と苦虫女』

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分かる!気持ちが痛いほど。
ディテールは鈴子とは全然違いますが
会社でプロジェクト終了により新らたなチーム換えの度に
また人間関係やり直しかよ・・って思います。
多分ですが上手く築いてると思う自分ですが
何なんだろうなぁ・・何やってるんだろう?フト思うんですよね。
大学時代にもあったよなぁ・・
オートバイで不意に旅に出かけるけど
自分探しのつもりが何も見付らない日々
悶々とした明日
また、同じ日々の繰り返し
俺、何やってるんだろ?
そうだ、あの時も同じ事思ってたんだよな・・。
あの鈴子と同じく人や背景は違えども
同じような煩わしさに巻き込まれる
「落ち込んだら足元を掘れ」って言葉を聞いた事があるけど
足元に大切な事があるんですよね。
掘り尽せば這い上がるしかないし
受け入れて進むしかないじゃない
あの拓也のように・・
逃げてるのは自分なんだよね。
鈴子も言ってたよなぁ
「自分を探したくない。探さなくても、イヤでも私はここにいるから」
生きてるってそう言う事じゃないかなぁなんて思ったりします。
ラストの空やネギのシーンで見せた
とびっきりの凛とした笑顔だけで全てがそこにある気がしました。
蒼井優さんと監督:タナダユキ 脚本:タナダユキって
何者なんだってぐらいの好印象!!