あのラストの無常観は何なんだろう・・
彼を取り巻く人間の思いは裏切られ
いとも簡単に消え去る命
この儚さ・・
この悲劇は悲しみ以上に不条理に憤りを感じますね。
ハーグ条約違反の国に裁かれるなんて
笑止も甚だしい話。
人の持ってる善なる心
正義とは何か？公正とは何か？
それを考えると無常に命を奪われた多くの人々
残され悲しみを背負って生きる家族のそれからに
思いを馳せて惨憺たる思いがする。
映画は太平洋戦争の話だが
今も同じだ。
大国は自分のエゴの為に理不尽な要求と
振りかざした偽りの正義の名の下に
多くの不幸が増産される
一体人の精神的な進歩ってどうなのだろうか？
貝になりたいと言う絶望感。
これは過去の話ではない現在進行形の話だ。
