風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ヘブンズ・ドア』

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余命わずかと宣告される勝人は余命1ヵ月と告げられていた
春海と病院を抜け出し、春海がまだ見たことのない海を目指し
最後の旅に出るってお話。
描き方やシーン、細かいディテールが甘く
ツッコミが入れたくなるのだが
そんなことはどうでもいい
ラストの抜けるような空と少しくすんだ海に
人生のラストとはどうありたいのか?
そこに自分に思いを馳せる。
人は最後は分からなくてもいずれ死ぬんだよね。
彼は彼女に海を見せる為に
犯罪を犯しつつも走り続ける
俺はそれほどの情熱を持って
誰かに何かを伝えたいことがあるのだろうか?
または自分に何が出来るのだろうか?