風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『超バカの壁』 養老孟司

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バカの壁』の続編で『超バカの壁』を出すとは・・
内容はさまざまな問題(若者、自分、テロ、男女、子供、反日靖国、お金、心理
老人、世間、本気。)この「壁」を超えるのはあなたってコラム。
問題は多岐にわたるんですが
結局、根は同じ発想って気がしますね。
個人がいかに個人として生きるか?
そこに集約されると思うんですよね。
簡単だって?そうかな?そういうのが壁って言うそうですよ。
日本人の発想として家制度と個人ってのがあり
家として問題を捉える人多いんじゃないかな?
家の内部で体裁がとれればOKって考えが
個人の立脚を駄目にするんですよね・・。
そんな文化の延長にあるのが最近の問題じゃないでしょうか?
・・って私は思うんですよね。
この本文にもあったけどイライラするのは「自分に原因が他者にあると思ってる」
これが真理だと思うんですよね。
自分が不幸なのを人のせいにしていても
何も解決しない。
これは大事なポイントこれが私の『超バカの壁』でした。
昨日の広島で起きたニュースの話にも当て嵌まるんじゃないかな?
目から鱗の一冊。