風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『クローズド・ノート』

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香里は引越し時に前の住人が忘れていった一冊のノートを発見する。
ふとしたきっかけでノートを開く。
そこに書かれていたのは教職に就く女性、伊吹の日記
それは過去でありながらも
今存在する時間
それが上手く描かれてるんですよね。
雨や風、夕方の温かい光に包まれた同じ街
きっと、伊吹も歩いた街
少しの時間のズレを見事に表現してますよね。
そして大切な思いが集約して繋がる瞬間
限りあるめぐり合いの中で出逢うのだから
それは奇跡だと言っていい
そんな瞬間に
「私は生きてきてよかったって言える」
そうして
「出逢えてよかった」って言える出会いって
人生に幾つあるだろうか?
閉じられた日記の続きに
エンドロールが上がる余韻の中
回想してました。
好きなんだな・・。
その時間が・・。